08年11月13日(木)のトップニュース
Q3のインターネット広告、約20%の急成長[媒体](NNA.ASIA)

マーケティングリサーチ会社、易観国際によると、今年第3四半期のインターネット広告市場規模が33億4,400万元(約479億2,000万円)と、前四半期比19.1%増加した。上位3社は百度、新浪、グーグルだった。

ネット広告のうち、「キーワード広告」は前四半期比19.3%増の14億6,400万元で、全体の43.8%だった。一般広告は前四半期比18.9%増の16億9,600万元で、全体の50.7%を占めた。

中でも7〜8月は、主に4大ポータルサイトと五輪中継の放送権を持つメディアに広告が集中した。現在は、自動車、不動産、金融業界への広告が高い伸び率を維持している。<全国>

木下コメント

成長性が高い市場に投資を行うというのは、海外市場でも同じだ。特に、内需拡大が著しい中国ネット業界は注目できる。

今年第3四半期のインターネット広告市場規模が33億4,400万元(約479億2,000万円)。単純計算すれば、1年間で2000億円規模。これは日本のネット広告市場の3分の1だ。

一方で、中国のインターネット利用者は第3四半期(7〜9月)末時点で2億7,500万人。日本のざっと3倍以上だ。

実際の利用者規模とネット広告市場規模とのかい離はいずれ埋まっていく。中国におけるネット業界への投資は、ソフトバンク孫正義氏も力を入れている部分。投資家としても企業家の発想を持ちたいところだ。

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≪特集≫木下氏の中国訪問記

北京五輪目前、でも現地は意外としらけムード?中国訪問記(1)

北京五輪開催前から、「中国はバブルだった」「中国にもう投資魅力はない」といった声が聞かれるのもご存知の通りです。果たして、中国にはもう投資魅力はないのでしょうか?

私は、“机上”ではなく、現地の声に触れることで、その答えを導き出したいと考えています。そこで、7月4日から9日まで、実際に中国を訪問し、その特別リポートを今回と次回の2回にわたりご紹介したいと思います…

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本当の株価上昇は北京五輪の“後”に来る?〜中国訪問特別記(2)

今回は、中国の経済成長の中心の担っているといっても過言ではない上海です。上海は1978年の改革開放政策をきっかけに大きく成長し、今では中国最大の経済都市となりました。中国経済、そして中国株を追う上で注目せざるを得ない場所といえるでしょう。

ではさっそく、その上海の様子を、私が撮影した写真とともにお伝えします

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