09年01月15日(木)のトップニュース
中国にも絵文字(NNA.ASIA)

ここ最近、中国のウェブサイトで「冏」の文字に出会う確立が非常に高い。発音は「jiong」。ほとんど使われない字だったが、形が困った顔に見えることから、落ち込んだ状態を表す顔文字として急速に普及している。

顔文字の元祖といえば日本……と思っていたが、1文字ですべてを表現できるだけ「冏」のほうが便利かもしれない。最近では地元紙でも用例の紹介を見かけることも多く、ネット限定だった表現が少しずつ市民権を得始めているようだ。本格的にネット社会に移行しつつあることの表れかもしれない。

試しに調べてみたら「きょう、けい」の読みで日本語にも「冏」は存在することが判明。何のメリットもないが、日本でも流行らせようと密かに計画中だ。賛同してくれる方はぜひ。(潮)<全国>

木下コメント

メール文化、絵文字文化は日本独特の文化と思われていたが、中国でも使用され始めている、というのはたしかに興味深い。

ネットが活用されることで、コミュニケーションに劇的な変化が起こった。多感なころからネットが普通に存在していた人間と、物心がついてからネットに触れた人間とでは、明らかに異なる。

携帯電話の登場は典型的だろう。固定電話の時代には、時間と空間を共有しなければコミュニケーションをとることは不可能だった。しかし、携帯電話はどうか。時間と空間がバラバラでもかまわない。さらに、メールであれば、まったく問題はない。

そういったコミュニケーションを図る上で、絵文字、というのはやはり漢字国家だから親和性があるのだろう。アジアはネットにおいて独特のコミュニケーション文化を作り上げていく可能性を感じる。

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≪特集≫木下氏の中国訪問記

北京五輪目前、でも現地は意外としらけムード?中国訪問記(1)

北京五輪開催前から、「中国はバブルだった」「中国にもう投資魅力はない」といった声が聞かれるのもご存知の通りです。果たして、中国にはもう投資魅力はないのでしょうか?

私は、“机上”ではなく、現地の声に触れることで、その答えを導き出したいと考えています。そこで、7月4日から9日まで、実際に中国を訪問し、その特別リポートを今回と次回の2回にわたりご紹介したいと思います…

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本当の株価上昇は北京五輪の“後”に来る?〜中国訪問特別記(2)

今回は、中国の経済成長の中心の担っているといっても過言ではない上海です。上海は1978年の改革開放政策をきっかけに大きく成長し、今では中国最大の経済都市となりました。中国経済、そして中国株を追う上で注目せざるを得ない場所といえるでしょう。

ではさっそく、その上海の様子を、私が撮影した写真とともにお伝えします

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