09年01月16日(金)のトップニュース
1人最高200元の“消費券”、杭州が景気刺激策[経済](NNA.ASIA)

浙江省杭州市政府はこのほど、同市内の失業者や学生などを対象に、1人当たり100元〜200元(約1,300円〜2,600円)の買い物が可能な「消費券」を配布する計画を明らかにした。市民の消費力を刺激し、経済を活性化させる狙い。配布時期は春節(旧正月)前後になるという。

消費券の配布対象者は◇低所得家庭(約1万5,500戸が対象。1戸当たり200元)◇昨年末時点で市内登記会社から契約を解除された失業者(約31万人が対象。1人当たり200元)◇市内の小、中、高等学校に通う学生(約26万人が対象。1人当たり100元)――。消費券の総額は1億元に達する。

消費券は、文化・娯楽、交通、体育、家電製品、旅行関連の5分野で使用可能という。

木下コメント

どの国でも考えることは同じだ。しかし、日本の定額給付に比べ中国は金額が明らかに小さい。

昨年、春先に米国では5万円程度の還付があった。しかし、結果は見ての通りだ。

こうした事例が物語っていることは、消費を活発化させるには、それだけの規模で給付しなければならないということ。場合によっては100万円単位の話になる。

これだけ給付されれば、7割は貯金したとしても、3割の30万円ぐらいは、テレビを購入したりするだろう。財源の問題はもちろんあるが、こういった発想を持って、ではどうやって捻出するか、と考えなければ焼け石に水のように思う。

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≪特集≫木下氏の中国訪問記

北京五輪目前、でも現地は意外としらけムード?中国訪問記(1)

北京五輪開催前から、「中国はバブルだった」「中国にもう投資魅力はない」といった声が聞かれるのもご存知の通りです。果たして、中国にはもう投資魅力はないのでしょうか?

私は、“机上”ではなく、現地の声に触れることで、その答えを導き出したいと考えています。そこで、7月4日から9日まで、実際に中国を訪問し、その特別リポートを今回と次回の2回にわたりご紹介したいと思います…

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本当の株価上昇は北京五輪の“後”に来る?〜中国訪問特別記(2)

今回は、中国の経済成長の中心の担っているといっても過言ではない上海です。上海は1978年の改革開放政策をきっかけに大きく成長し、今では中国最大の経済都市となりました。中国経済、そして中国株を追う上で注目せざるを得ない場所といえるでしょう。

ではさっそく、その上海の様子を、私が撮影した写真とともにお伝えします

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