- 09年01月19日(月)のトップニュース
- 「農業銀股フン」が設立、株式会社化を終了[金融](NNA.ASIA)
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国有商業銀行の中国農業銀行はこのほど、北京で「中国農業銀行股フン有限公司」を設立した。農業銀の株式制への転換が基本的に終了し、政府がかねて進めていた国有商業銀の改革が、ひと段落した形ともいえそうだ。
株式制転換後も資産や負債、業務、従業員はそのまま引き継ぐ。登録資本金は2,600億元(約3兆4,500億円)。財政部と、政府直属の投資会社である中央匯金投資がそれぞれ同行の株式50%を保有する。
同行の藩功勝・副行長は、ささやかれている今後の上場について「1年以上の準備期間が必要」として、株式制転換後すぐに上場することは否定。また上場形態については「A株とH株の同時上場になる」としている。金融時報などが伝えた。<全国>
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中国に対して私が強気な発想を持っている大きなキーワードに“不良債権処理”がある。
不良債権という言葉自体からは、ポジティブな響きを投資家はイメージできないだろう。実際、いま世界各国の金融機関は不良債権に押しつぶされ、業績悪化を余儀なくされている。
しかし、株価を考えた場合、不良債権は投資チャンスとも言える。というのは、不良債権が“処理”される過程で、景気悪化に歯止めがかかり、景気が好転していくためだ。
それを先取りする形で株価は上昇に転じる。例えば、日本では、2003年5月にりそなホールディングスが国有化を余儀なくされたものの、その後不良債権処理が進み、株価は大幅に上昇している。つまり、不良債権が多いものの、これから処理されていく、というタイミングが魅力的なわけだ。
では、中国はどうか。中国において、不良債権に苦しんでいるのが、中国農業銀行だ。同行に資本が注入され株式会社化された、ということは、処理に向けて大きな一歩が踏み出された証拠。中国国内の景気刺激策、利下げに加え、中国株に対してポジティブになれる大きなニュースだ。
- 北京五輪目前、でも現地は意外としらけムード?中国訪問記(1)
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北京五輪開催前から、「中国はバブルだった」「中国にもう投資魅力はない」といった声が聞かれるのもご存知の通りです。果たして、中国にはもう投資魅力はないのでしょうか?
私は、“机上”ではなく、現地の声に触れることで、その答えを導き出したいと考えています。そこで、7月4日から9日まで、実際に中国を訪問し、その特別リポートを今回と次回の2回にわたりご紹介したいと思います…
- 本当の株価上昇は北京五輪の“後”に来る?〜中国訪問特別記(2)
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今回は、中国の経済成長の中心の担っているといっても過言ではない上海です。上海は1978年の改革開放政策をきっかけに大きく成長し、今では中国最大の経済都市となりました。中国経済、そして中国株を追う上で注目せざるを得ない場所といえるでしょう。
ではさっそく、その上海の様子を、私が撮影した写真とともにお伝えします
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