今週の問題
個別銘柄に関する問題
あなたは半年前から、業績見通しが明るいのに株価が底値圏で横張っているある銘柄を、少しずつ買い集めていました。一月ほど前にその銘柄が急騰し、一時は15%近い利が乗りましたが利食えず、その後ジリ下げから再び横ばいとなり、現在の含み益は7%程度です。同時に、以前は見られなかった分厚い売り板が出現し、いかにも上値が重たく感じます。あなたにあと半年程度の時間的な余裕がある場合、どのような行動を取るのが良いでしょうか?
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- 【監修】矢口新(やぐち・あらた)
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1954年和歌山県新宮市生まれ。早稲田大学中退、豪州メルボルン大学卒業。野村證券(東京、ニューヨーク、ロンドン)、ソロモン、UBSなどで為替、債券のディーラー、機関投資家セールスとして活躍。著書『生き残りのディーリング決定版』は、現役ディーラーの“座右の書”として、高い評価を得ている。現在は会社社長兼ファンド・マネージャーとして、資本金を株式市場などで運用。主著に『実践・生き残りのディーリング』『なぜ株価は値上がるのか?』など。新著『テクニカル指標の成績表』は2009年11月11日発売。
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個々の事情にもよりますが、私は厳然とその筋に立ち向かいます。過去の経験則に習っても、そんなに負けないと思います。