今週の問題
個別銘柄に関する問題
株式投資を初めて1年、IPO株が初めて当選したあなたは、公募価格30万円でその株を10株購入しました。各社の初値予想は35〜45万円で、安全を考えなるべく早く利益確定しようと考えていたのですが、フタを開けてみると、実際の初値は公募価格を大きく下回る25万円に。いきなり15%以上の含み損を抱えてしまいました。この事態にどう対応し、どう反省するべきでしょうか。正しい組み合わせを選んでください。
- 【対応】IPO株は初値が高値となるケースも多い。なるべく早く全株を処分する。【反省】他人の初値予想を安直に信じたのが敗因。事前に業績や株数、同業他社との比較、需給面など検討の上で投資すべきだった
- 【対応】初値公募割れではリバウンドが期待できる。反発局面で数日内に処分する。【反省】公募に応じたこと自体が間違いだった。IPO株で利益を出したいならセカンダリー狙いの短期売買に徹するべきだった
- 【対応】(1)と同様に、なるべく早く全株を処分する。【反省】株式市場で売買されている銘柄が4000近くもあるなか、あえてIPO株を手がける合理性はなかった。公募・セカンダリーの違いに関わらず、自分の投資対象としてそもそも不適切だった
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プロフィール
- 【監修】矢口新(やぐち・あらた)
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1954年和歌山県新宮市生まれ。早稲田大学中退、豪州メルボルン大学卒業。野村證券(東京、ニューヨーク、ロンドン)、ソロモン、UBSなどで為替、債券のディーラー、機関投資家セールスとして活躍。著書『生き残りのディーリング決定版』は、現役ディーラーの“座右の書”として、高い評価を得ている。現在は会社社長兼ファンド・マネージャーとして、資本金を株式市場などで運用。主著に『実践・生き残りのディーリング』『なぜ株価は値上がるのか?』など。新著『テクニカル指標の成績表』は2009年11月11日発売。
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