今週の問題
投資心理に関する問題
トレードは買いも売りもすべて自分で決められる反面、孤独な仕事でもあります。これまで独力でトレードに取り組んできたあなたは、パフォーマンスの頭打ちとストレスに悩みはじめました。参考書の類はあらかた読み尽くしましたし、かといって身近に相談できる人もいません。最近はブログを書いたりSNSサイトに参加するなど、同好の士を募る方法がたくさんありますが、個人投資家は積極的に「トレード仲間」をつくるべきでしょうか?
- 通常の友人・知人とは別に、気兼ねなくトレードの話や雑談ができる仲間はもちろんいたほうが良い。またその際、相手の相場観や手法の別にはこだわらず、いろいろな人の考え方に触れるくらいのつもりでちょうどよい
- 自分のトレードの精神的な支えになったり、知識の補強になる相手を選ぶなら交際してよい。相場観を共にしている、似たような売買手法を用いておりアドバイスがもらえる、自分より運用成績が良い、などの条件が考えられる
- 他人と相場観を共有したからと言って相場が思ったように動くとは限らない。また、わざわざ他人に儲かる手法をレクチャーするお人好しもいないだろう。食うか食われるかの相場で仲間を求めることが、そもそも間違っている
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プロフィール
- 【監修】矢口新(やぐち・あらた)
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1954年和歌山県新宮市生まれ。早稲田大学中退、豪州メルボルン大学卒業。野村證券(東京、ニューヨーク、ロンドン)、ソロモン、UBSなどで為替、債券のディーラー、機関投資家セールスとして活躍。著書『生き残りのディーリング決定版』は、現役ディーラーの“座右の書”として、高い評価を得ている。現在は会社社長兼ファンド・マネージャーとして、資本金を株式市場などで運用。主著に『実践・生き残りのディーリング』『なぜ株価は値上がるのか?』など。新著『テクニカル指標の成績表』は2009年11月11日発売。
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