09年01月26日(月)のトップニュース
今年の乗用車販売、5%増の646万台を予測[車両](NNA.ASIA)

全国乗用車市場信息聯席会の統計によると、国内の自動車メーカーが計画する今年の乗用車の販売台数の総数は、646万3,000台になるとした。

同会は「全自動車メーカーの乗用車販売計画が95%達成されたときのみ、国内総生産(GDP)は今年の目標8%を超えることができる」として、計画達成の難しさを示唆した。23日付広州日報が伝えた。<全国>

木下コメント

消費を見る上で、自動車セクターは重要な位置を占める。なかでも、中国の自動車セクターは、要注意だ。

自動車大国であった北米が、早期の回復を見込めない以上、中国に期待が集まるのは言うまでもないだろう。規模を撮りに行くのであれば、中国市場を無視する訳にはいかない。今年の計画規模は、すでに日本の新車販売台数を3割以上上回っているレベルだ。

しかし、独資で参入している訳ではなく、中国現地メーカーと共同出資である点から、北米のように利益をガッポリと得ることは難しいかもしれない。

いずれにせよ、世界各国の自動車メーカーがこれから成長して行くためには、中国での成長が求められる。ガチンコ対決で勝利するのはどこか。GMやフォードが数十年タームで落ち込んで行く中で日本メーカーが躍進したように、中国や韓国メーカーが大きく成長する可能性もある。

目先の情報に目が奪われがちだが、一方で、数十年後を見通そうとする姿勢も求められているのが中国の自動車セクターだと考えられる。

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≪特集≫木下氏の中国訪問記

北京五輪目前、でも現地は意外としらけムード?中国訪問記(1)

北京五輪開催前から、「中国はバブルだった」「中国にもう投資魅力はない」といった声が聞かれるのもご存知の通りです。果たして、中国にはもう投資魅力はないのでしょうか?

私は、“机上”ではなく、現地の声に触れることで、その答えを導き出したいと考えています。そこで、7月4日から9日まで、実際に中国を訪問し、その特別リポートを今回と次回の2回にわたりご紹介したいと思います…

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本当の株価上昇は北京五輪の“後”に来る?〜中国訪問特別記(2)

今回は、中国の経済成長の中心の担っているといっても過言ではない上海です。上海は1978年の改革開放政策をきっかけに大きく成長し、今では中国最大の経済都市となりました。中国経済、そして中国株を追う上で注目せざるを得ない場所といえるでしょう。

ではさっそく、その上海の様子を、私が撮影した写真とともにお伝えします

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