09年03月03日(火)のトップニュース
東風汽車の1月自動車販売台数、5割減に[車両](NNA.ASIA)

東風汽車はこのほど、今年1月の自動車販売台数が7,858台にとどまり、昨年同月比で49.7%減となったことを明らかにした。

このうち小型車が5,601台で、SUV(スポーツ用多目的車)とMPV(多目的乗用車)、ピックアップトラックの合計が2,257台。減少幅は共に大きく、それぞれ52.1%と42.5%となっている。

東風汽車と日産の合弁会社である東風汽車有限公司(東風日産)の2008年の市場シェアは7.2%。販売台数は目標を上回り、伸び率は業界全体の平均が6.7%にとどまる中、28.9%に達した。

東風日産の今年の販売目標は、昨年比で約15%増の38万8,000台としている。中国証券報が伝えた。<湖北>

木下コメント

中国の今年の自動車販売は、08年対比5%増をめざしている。しかし、ミクロを観察していくと、決して安穏としてはいられない姿が浮かび上がる。例えば、日産自動車と組んでいる東風汽車はどうか。1月の状況は芳しいとは言えない。結果として、東風汽車の株価は昨日は大幅な下落となった。

※Dongfeng Motor Group Co. Ltd (Public, HKG:0489)
http://www.google.com/finance?q=HKG%3A0489

今回の下落が一過性のものか、継続的なものかを判断するには早いが、こうした変調の兆しには注意を払う必要がある。というのは、多くの日本人個人投資家は投資できないが、中国最大手の上海汽車は昨日は大幅な上昇となっているためだ。

※SAIC Motor Corporation Limited (Public, SHA:600104)
http://www.google.com/finance?q=SHA%3A600104

業界全体の話なのか、個別要因なのか、注意が必要だが、自動車セクターの場合、業界全体につながる場合が圧倒的だ。機動的に状況を観察するためには、日々の情報に触れると共に、数値面を抑える地味な作業を続けていく他ない。

木下氏のコメントをメルマガで読みたい方はこちら

≪特集≫木下氏の中国訪問記

北京五輪目前、でも現地は意外としらけムード?中国訪問記(1)

北京五輪開催前から、「中国はバブルだった」「中国にもう投資魅力はない」といった声が聞かれるのもご存知の通りです。果たして、中国にはもう投資魅力はないのでしょうか?

私は、“机上”ではなく、現地の声に触れることで、その答えを導き出したいと考えています。そこで、7月4日から9日まで、実際に中国を訪問し、その特別リポートを今回と次回の2回にわたりご紹介したいと思います…

詳しくはこちら
本当の株価上昇は北京五輪の“後”に来る?〜中国訪問特別記(2)

今回は、中国の経済成長の中心の担っているといっても過言ではない上海です。上海は1978年の改革開放政策をきっかけに大きく成長し、今では中国最大の経済都市となりました。中国経済、そして中国株を追う上で注目せざるを得ない場所といえるでしょう。

ではさっそく、その上海の様子を、私が撮影した写真とともにお伝えします

詳しくはこちら

さらに詳しく!木下氏の株式投資情報

木下晃伸をファンドマネジャーに雇いませんか?【ゴールドリポート】

10年近くのファンドマネジャー経験を持ち、国内上場企業を1,000社以上訪問取材してきた木下晃伸が、ファンドマネジャーとしての頭の中と行動を全開示。さらに、構成する銘柄、ポジション調整歴、その理由を全開示いたします。モーニングスター優秀ファンド賞3年連続受賞の投資ノウハウがあなたのものに。ゴールドリポートは、日本株ポートフォリオに特化したリポート。ポジション調整ウハウにご注目ください。

詳しくはこちら
なぜ、この会社の株を買いたいのか?〜年率20%を確実にめざす投資手法を公開〜

ビジネス誌・マネー誌・テレビに登場するアナリスト、木下晃伸(きのした・てるのぶ)が責任編集のメールマガジン。年率20%を確実にめざすためには、銘柄選択を見誤るわけにはいきません。日々上場企業を訪問取材している木下晃伸が、投資に値する会社を詳細に分析、週1回お届けします。

詳しくはこちら