「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

できるだけ安くすまそうと考えるを選んだ方

20点

10,000円ぐらいを選んだ方

40点

20,000円ぐらいを選んだ方

70点

30,000円以上を選んだ方

100点

お金持ちは、自分のお金をしっかり管理していますが、それは単に「ケチ」だからではありません。自分が大切にしていることに、惜しみなくお金を使うためでもあるのです。

お金持ちが大切にしていることの一つに、友情があります。彼らは、周りの人たちをとても大切にしています。そして、機会を見つけては、日頃の感謝の気持ちを表現しています。

私が知っているお金持ちの多くが「プレゼント大好き人間」です。彼らは、プレゼントという方法で、日頃の感謝を伝えます。例えば、誕生日のプレゼントや結婚式のご祝儀には、惜しみなくお金を使います。また、何でもない時にもよく人にプレゼントをしています。あるお金持ちの家に遊びに行った時、これから渡す予定だというプレゼントが、クロゼットの中に山のように積まれていて、びっくりしたことがあります。

あるお金持ちが、プレゼントにお金をかける理由について話してくれました。「プレゼントは、楽しいお金の使い方の一つだからだよ。相手は喜んでくれるし、その姿をみた自分も嬉しい。しかも、この豊かさの流れは、回り回って自分にも返ってくる。こうして全員がハッピーになれるお金は、使う価値があると思わないかい」。

お金の使い方には２種類あります。「豊かさの流れを生みだすお金」と「単なる消費に終わるお金」です。プレゼントやご祝儀など、周りの人を幸せにしたり喜ばせたりするお金は「豊かさの流れを生みだすお金」です。このタイプのお金を使えば、感謝や応援などの形で、豊かさが返ってきます。

リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査2004（首都圏）」によると、友人・同僚の結婚披露宴で、１人が包むご祝儀の平均は、2.7万円だそうです。もちろん金額が全てではありませんが、友人へのご祝儀に、お祝いの心をこめて、気持ちよく3万円以上包む方は、「豊かさの流れを生みだすお金」を使う習慣を持っていると言えそうですね。