「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

値札を見て、ある金額以上の物は絶対買わないを選んだ方

20点

欲しい物は何でも買うので月末はいつもピンチを選んだ方

20点

予算を決め、その通りに買い物をしているを選んだ方

40点

お金に困ることなく自由に買い物を楽しんでいるを選んだ方

100点

お金とのつきあい方は、人によって様々です。できるだけお金を使わないようにしている「節約家タイプ」。欲しい物があったら値段も見ずに買って、月末はいつも苦しい「浪費家タイプ」。ほとんど買い物にいかず、お金を使う機会が少ない「無関心タイプ」などです。

この３つのタイプを聞いて、すぐに顔が浮かんでくる人が、あなたの周りにも１人や２人いると思います。お金とのつきあい方のタイプが違うと、買い物のパターンは全く違います。反対に、買い物の時の行動パターンや雰囲気を見ることで、その人の「お金とのつきあい方」がよくわかります。

「節約家タイプ」は、物を買う前に必ず値札をチェックし、ある金額以上のものは絶対に買いません。そのため、月末にお金に困ることはありませんが、良い物を身近において豊かさを味わうチャンスを失っているかもしれません。

一方「浪費家タイプ」は、気に入った物があったらすぐに買います。そのため、お金があるうちは買い物を楽しめますが、買い物をしすぎてお金に困るようになると、本当に必要なものまで買えなくなって苦しむかもしれません。

お金とのつきあい方のタイプは、どのタイプが良いというものではありません。お金を使って楽しむこと、無駄遣いせずにお金を貯めることは、両方大切なことです。このバランスを自分なりにうまくとらなければ、お金を本当に楽しむことは難しくなります。

どのぐらいお金を使うと人生を楽しめるのか、どれぐらいお金を貯めておくと心が平安なのかは、人によって全く違います。そのため、自分が心地よく感じるバランス点は、自分で試しながら探すしかありません。

買い物をする時に、普段はあまりお金を使わない人は、本当に気に入ったものがあったら、少し高いなと感じても思い切って買ってみて下さい。反対に、欲しい物はすぐに買ってしまう人は、ちょっと我慢して、将来のためにお金を貯めてみて下さい。最初はドキドキしたり、不満だったりして気持ちが悪いかもしれません。しかし、新しい買い物パターンを試してみることで、自分のバランス感覚が次第に見えてきます。