「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

定期的に一定額を投資にまわしているを選んだ方

100点

お金に余裕がある時だけ投資しているを選んだ方

70点

今は投資をしていないが、興味はあるを選んだ方

40点

投資にお金を回す余裕は全くないを選んだ方

20点

お金持ちになるための「エンジン」は２つあります。１つは、仕事・ビジネスから生み出されるキャッシュ。もう１つは、投資から生み出されるキャッシュです。

普通の人がお金持ちになるために、まず大切なのが、仕事・ビジネスからのキャッシュです。と言うのも、仕事・ビジネスからキャッシュを生み出さない限り、投資に回すお金も生まれないからです。しかし、１つ目のエンジン＝「仕事・ビジネスからのキャッシュ」が動き始めたら、２つ目のエンジン＝「投資」も動かすことが、お金持ちへの近道です。

具体的な数字で考えてみましょう。例えば、２５才の時から、毎月５万円を株式に投資して、年利３％で回したとすると、３０年後の５５才になる時には、約２，８００万円の資産を築くことができます。一方、自分の貯金箱に毎月５万円を３０年貯めていったとしたら、３０年後には貯金箱の中のお金は１，８００万円です。

この差額の１，０００万円が投資から生み出されたキャッシュです。この例では、資産の約３５％が、投資から生み出されているのです。利回りと期間が大きくなれば、投資から生み出されるキャッシュの比率は、さらに高くなります。

お金持ちは、自分の仕事からお金の流れを生み出すことはもちろんですが、「投資」からもお金の流れを生み出すことを意識しています。普通の人が、自分の仕事という１つのエンジンだけで進んでいるところ、お金持ちは仕事と投資の２つのエンジンをフル活用しているので、普通の人よりも何倍も早くお金持ちになることができるのです。

しかし「投資」エンジンを活用する時には注意が必要です。それは「投資」と「ギャンブル」を勘違いしないことです。株式などを短期的に売り買いするのは、投資ではなくギャンブルです。「投資」エンジンのつもりで、「ギャンブル」エンジンのスイッチを入れてしまうと、せっかく貯めたお金をあっという間に失ってしまいます。

投資とは、長期的な視野で、確実にお金を増やしていくことです。毎月少しずつでも、定期的にお金を投資に回すことが、お金持ちへの王道です。