「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

先を見越して、何でも早めに行動するを選んだ方

100点

できるかどうかを考えてから行動するを選んだ方

70点

締め切り間際になって、やっと行動するを選んだ方

40点

先延ばしして、結局行動しないことも多いを選んだ方

20点

普通の人がお金持ちになるためには、「積立貯金をはじめる」とか「貯金の一定割合を株式に投資する」など、小さくても具体的な行動をスタートすることが必要です。しかも、このような行動は、できるだけ早く始めた方が有利になるようにできています。

お金に縁が無い人は、何かと理由をつけて、お金持ちなるための行動を始めようとしません。例えば、「今月は友人の結婚式があったから」とか、「今月は旅行に行きたいから」という理由で、いつまでたっても、積み立て貯金を始めないのです。

積み立て貯金を始めない「もっともな理由」は、何歳になってもあります。２０代の頃は、つきあいで出費が多いから。３０代になると、子育てにお金がかかるからとか、家のローンの返済にお金がかかるから。４０代は、子供の学費にお金がかかるから。５０代になると、親の介護にお金がかかるから、などです。しかし、言い訳を繰り返して、積み立て貯金を始めることを先延ばしにしていると、貯金が無いまま老後を迎えることになります。

お金持ちになる人は、収入の１０％を、積み立て貯金に回すことが必要だと知ったら、すぐに口座を開いて積み立て貯金を始めます。それで、もしお金が足りなくなるようなことがあっても、月末は食費を削ってでも何とかするのです。その結果、数ヶ月で、収入の１０％を貯金に回す生活パターンが身につき、どんどんお金が貯まっていくのです。

あなたは、何でもすぐに行動に移せるタイプですか？もし、そうではないならば、日常の中で、先延ばしにしていることを探して、それを「えいっ」とやってみましょう。まずは小さなことからでも構いません。例えば、廊下の電球が切れているのに変えていない。もらった手紙の返事を書いていない。やらなきゃと思っているお風呂場の掃除をしていないなど、身近なことで先延ばししていることを、行動に移してみて下さい。

先延ばしにしていることを片づけると、気分がすっきりします。すると、新しいことを始める意欲が湧いてきます。幸せなお金持ちは、何でもすぐに行動に移して、やり残していることが無いので、次々と新しいことに挑戦し、ますますお金持ちになっていくのです。