- ■2006年04月17日の検定
- 宝くじで1億円当たったとしたら、あなたはどうしますか?
-
すぐに今の仕事を辞める! 2571票 欲しかった物を全て買う 722票 友達にご馳走してまわる 216票 これまで通りの生活を淡々と続ける 2656票 - すぐに今の仕事を辞める!を選んだ方
- 20点
- 欲しかった物を全て買うを選んだ方
- 40点
- 友達にご馳走してまわるを選んだ方
- 70点
- これまで通りの生活を淡々と続けるを選んだ方
- 100点
- お金には、人生を大きく変えるパワーがある
-
宝くじの高額当選金を手にした人の追跡調査について聞いたことがあります。それによると、宝くじに当選して、1億円を越える金額を手にした人の90%が、人生で「大きな変化」を体験したそうです。驚くことに、その「大きな変化」とは、「悪い変化」なのです!
ある人は、気がついたら、借金を抱えるようになっていたそうです。大金を手にしたことで、多額のお金を使う癖が身につき、いつの間にか借金してまでお金を使う体質になってしまったのでしょう。また、ある人は、これまでの人間関係を総入れ替えすることになったそうです。家族や友人ばかりか、遠い親戚、仕事仲間、様々な寄付団体などから、毎日お金を無心されるのが嫌で、仕事を変え、引っ越して連絡先も変えたのです。
宝くじで、一攫千金を夢見る人はたくさんいます。しかし、急に多額のお金を受け取ることによって、「お金のパワー」で人生が悪い方向に変わる可能性も見ておく必要があります。
ところで、私が興味を持ったのは、残り10%の、特に人生が変わらなかった人たちです。この人たちがどんな人なのかを調べてみると、もともとお金持ちだった人であることがわかりました。宝くじに当たる前から、たくさんのお金を持っていたので、1億円ぐらい増えても、毎日の過ごし方や人間関係に、ほとんど変化がなかったという訳です。
この例から、お金を持つよりも前に、そのお金を自然に扱うことができるだけの「器」を身につけることの大切さが良くわかります。私たちには誰でも、自分が自然に扱える金額の上限を持っています。私は、それを「お金の器」と呼んでいます。急に自分の「お金の器」を越えた金額が入ってくると、人生に大きな負荷がかかります。と言うのも、「器」を越えたお金を持つことで、自分も周囲も冷静な判断ができなくなり、これまでの人生のリズムが急に変わったり、周囲の人と摩擦が起きたりするからです。
そのため、幸せに豊かになっていくには、お金を受け取るよりも前に、「お金の器」を大きくしておくことです。「お金の器」を大きくするには、時間をかけて、少しずつ大きなお金を扱うことに慣れていくことです。
- 「お金の器」をゆっくり大きくしていこう
- 本田健 最新刊 幸せな経済自由人という生き方
- 【監修・執筆】本田健(ほんだ けん)
- 神戸市生まれ。複数の会社を経営する「お金の専門家」。これまでに多くの成功者を育ててきた。娘の誕生をきっかけに30代前半で「セミリタイア生活」に入り、子育てのかたわら、大好きなテーマである「お金と幸せ」関する講演、カウンセリング、セミナーなどを不定期に行っている。「ユダヤ人大富豪の教え」(大和書房)「きっと、よくなる!」(サンマーク出版)など、著書は累計180万部を突破。また100万人が読んで感動した無料小冊子「幸せな小金持ちへの8つのステップ」は世界中に広がっている。2005年よりアメリカ在住。
本田健の幸せな小金持ちになるホームページ http://www.aiueoffice.com
- 本田健 幸せな小金持ち的生き方
- 「ユダヤ人大富豪の教え」「幸せな小金持ちへの8つのステップ」など全てベストセラー(累計100万冊超)の本田健本人が書き下ろしています。お金(豊かさ)と幸せを同時に手に入れるための智恵をお伝えします。