「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

自分のお金が減って、残念を選んだ方

20点

特に何も感じないを選んだ方

20点

欲しい物が手に入って、嬉しいを選んだ方

70点

素晴らしい商品を提供してくれたお店に感謝を選んだ方

100点

私は、２０代のころに出会った大富豪に「どのような気持ちでお金を使うかによって、お金の流れが変わる」ということを教わりました。

この話を最初に聞いた時は、「自分がお金を使う時の気分が、収入と関係するなんて、そんな非科学的なことがあるハズがない」と思いました。しかし、もともと好奇心旺盛なたちなので、実際に試してみようと思い、ある時、わざと気分を変えてお金を使ってみました。

ある１週間は、レジでお金を払うたびに、「くそっ、またお金が減った」とか「何でこんなに高いんだ」というネガティブな気持ちを、わざと強く感じるようにしてみました。すると、レジで不愛想な態度になったせいか、店員さんがお釣りを間違えるようなミスが何度もあったのです。

また、別の１週間では、レジでお金を払うたびに、「欲しかった商品を用意してくれて、ありがとう」という感謝の気持ちを感じるようにしてみました。すると、何も言わないのに店員さんが笑顔を返してくれたり、気持ちのよい態度で接してくれたりして、こちらも気分が良くなることが何度もありました。さらに不思議なことに、この１週間は、当時経営していた会社の売上が普段よりも多くなったのです！

ある研究結果によると、「１人の人間の気分は、１日で約３万人に影響を与える」そうです。例えば、レジで心から感謝して「ありがとう」と言いながらお金を払うと、店員さんも嬉しくなります。すると、その店員さんは、１日明るい気分でお客さんに接するでしょう。そして、店員さんに明るい挨拶で応対してもらったお客さんは、会社でも家でも、普段よりも少し優しい気分で時間を過ごしたりするというわけです。

私は、このような体験から、今では、「このお金が、たくさんの人を幸せにしますように」と心の中で祈りながらお金を使うようにしています。そのせいか、昔よりもはるかにお金と楽しく自由につきあえるようになりました。

あなたも、喜びと感謝の気持ちでお金を使って、どんな変化があるかを試してみて下さい。