「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

「自分の本当の才能」が何かわからないを選んだ方

20点

３分の１ぐらい活かしていると思うを選んだ方

40点

半分ぐらいは活かしていると思うを選んだ方

70点

１００％活かしていると思うを選んだ方

100点

お金持ちは、自分の才能を活かせる分野を選んで、仕事やビジネスをしています。日本の億万長者１２，０００名のアンケート結果を見ても、６割以上の億万長者が、「自分が好きなこと」「自分が得意なこと」を基準に現在の仕事やビジネスを選んだと答えています。自分の才能を活かすことは、仕事で成功する鍵と言えます。

もしあなたが、自分の本当の才能が何かわからないようなら、あなたは、自分の才能を活かせない仕事をしている可能性があります。どんなに才能がある人でも、その才能が活かせない仕事を選んでしまうと、仕事で活躍することは難しくなります。

例えば、イチロー選手は、野球をすると天才的な才能を発揮しますが、もし図書館で本を整理する仕事をしていたとするとどうでしょう？　この仕事では、彼が現在、野球で発揮している才能を活かすことができず、彼は「能力が無い人」と評価されるかもしれません。このような状態を、私は、「才能と仕事のミスマッチ」と呼んでいます。この状態を抜け出すために大切なことは、「がんばる」ことではありません。自分の才能がどこにあるのかを冷静に分析して、その才能を活かせるように仕事のやり方を変えたり、仕事の分野を変えたりすることです。

一方、自分が持つ才能を、５０〜７０％ぐらい仕事で使っている人は、仕事で高い成果をあげ、普通の人よりも経済的に恵まれていると思います。その結果、仕事の満足感も比較的高いでしょう。しかし、心のどこかで「自分がしたいことは、本当にこの仕事なんだろうか？」という疑問を感じているかもしれません。自分の才能を１００％発揮していないため、「魂のレベル」から見ると、本当には満足できていないのです。

幸せなお金持ちは、自分の才能を、常に１００％発揮しています。そして、たとえお金をもらえなくても、「この仕事をやりたい」という情熱にあふれています。そのため、たくさんの人が応援してくれるようになり、大きな成果を実現できるのです。何よりも、自分の人生を１００％生きているという充実感こそ、彼らが手にする最高の宝物です。

充実感と経済的な豊かさの両方を手にする鍵は、自分の才能がどこにあるのかを、冷静に見極めることから始まります。