- ■2006年9月11日の検定
- 一度「投資」したら、どのぐらいの期間そのままにしていますか?
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まだ、投資をはじめていない 576票 毎日株価をチェックし、毎日売買している 83票 1週間〜数ヶ月の単位で売買している 261票 長期的に考え、1年以上そのままにしている 597票 - まだ、投資をはじめていないを選んだ方
- 20点
- 毎日株価をチェックし、毎日売買しているを選んだ方
- 20点
- 1週間〜数ヶ月の単位で売買しているを選んだ方
- 40点
- 長期的に考え、1年以上そのままにしているを選んだ方
- 100点
- 短期的な投資は“ジャンケン”と同じ
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株式投資を例に、短期的な投資と長期的な投資の違いについて考えてみましょう。
私は、以前、「投資」「経済予測」について、片っ端から調べていったことがあります。「投資」「経済」などのタイトルがつく本には、ほぼ全て目を通し、何人かの著者には実際に会ってきました。そして「この人は」と思う人には、顧問料を払って、投資や経済の情報を送ってもらうようにしました。
こうして、数年いろいろな人から予測を送ってもらいましたが、当たっているものと外れているものが半々ありました。冷静に考えてみると、経済は「良くなる」か「悪くなる」かのどちらかしかないので、当たり前です。
株価も、長期的に見れば大きなトレンドがあると思いますが、短期的に見れば見るほど、「上がる」か「下がる」しかありません。そして、株価が「上がる」確率も「下がる」確率も、どちらも等しく50%です。そのため、短期的な株式投資は、「ジャンケン」の勝ち負けのようなものです。一時的に何回か連続して勝つことがあっても、継続して勝ち続けることは難しいものです。
本屋に行くと、「デイトレード」などの短期投資で儲けたという人の本が、たくさん出版されています。そのため、自分でも儲けることができそうな気になりがちですが、その背後には、たくさんの「損した」人がいることを知っておく必要があります。
一方お金持ちは、長期的な視点で投資をしています。私が行った、日本の億万長者のアンケート調査からも、お金持ちほど、一度投資したら1年以上売買せずにそのままにしておくという結果が出ています。このように長期的に構えているため、彼らは日々の株価の変化には、ほとんど興味がありません。そして、短期的な株価の変化に目を奪われることがないので、大きなトレンドにうまく乗ることができるのです。
長期的な視点で投資するためには、毎日の生活には使わない「余裕資金」で株を買うことが不可欠です。普段使わないお金だからこそ、毎日の株価の変化に一喜一憂することなく、長期的に構えることができるのです。
- 長期的な視野で「投資」しよう
- 本田健 最新刊 幸せな経済自由人という生き方
- 【監修・執筆】本田健(ほんだ けん)
- 神戸市生まれ。複数の会社を経営する「お金の専門家」。これまでに多くの成功者を育ててきた。娘の誕生をきっかけに30代前半で「セミリタイア生活」に入り、子育てのかたわら、大好きなテーマである「お金と幸せ」関する講演、カウンセリング、セミナーなどを不定期に行っている。「ユダヤ人大富豪の教え」(大和書房)「きっと、よくなる!」(サンマーク出版)など、著書は累計180万部を突破。また100万人が読んで感動した無料小冊子「幸せな小金持ちへの8つのステップ」は世界中に広がっている。2005年よりアメリカ在住。
本田健の幸せな小金持ちになるホームページ http://www.aiueoffice.com
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- 「ユダヤ人大富豪の教え」「幸せな小金持ちへの8つのステップ」など全てベストセラー(累計100万冊超)の本田健本人が書き下ろしています。お金(豊かさ)と幸せを同時に手に入れるための智恵をお伝えします。