「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

誰もいないを選んだ方

20点

お金について話したことが無いのでわからないを選んだ方

20点

１〜２人いるを選んだ方

70点

３人以上いるを選んだ方

100点

親しい人でも、お金の話となるとオープンにはできないという人は多いでしょう。例えば、仲の良い仕事仲間でも、お互いの収入が幾らなのかをオープンに話しあっている人は、「まれ」でしょう。また、普段の会話と同じ様な感じで「私の収入をもっと増やすには、どうしたらいいかな？」という相談を、友人に気軽にできるという人も少ないでしょう。

お金の話は、とても大切なテーマであり、誰もが関心を持っていることです。しかし、あまりオープンに語られることがありません。最近は、本屋さんにお金に関する本のコーナーができるなど、昔に比べるとずいぶんお金の話がしやすい雰囲気にはなってきました。それでも、個人的なお金の話となると、まだまだ「タブー」のような感じがするのが一般的でしょう。

なぜ、私たちは人とお金の話をすることに抵抗感を感じるのでしょうか。その理由の一つに、私たちが「お金＝自分の人間的な価値」と信じていることがあります。例えば、年収が多い人ほど「偉い」という感覚があるため、人との競争心や自分の「値段」を測られる恥ずかしさから、お金の話をオープンにすることに抵抗感があるというわけです。

もしあなたの身近に、お金の話を自由にできる友人がいるようなら、それは自分のことを全てオープンにして心おきなく話ができる信頼できる人がいるということです。何か困ったことがあっても、その人になら相談でき、一緒に考えてもらうこともできるかもしれません。

人生は、思ったとおりにうまくいかないこともあれば、困難やトラブルにみまわれることもあります。そんな時に助けになるのが、どんな話でもできる人の存在です。たとえ力にはなってくれなくても、ただ話を聞いてもらえるだけでも安心できるものです。このような信頼できる人間関係をたくさん持っていれば、あなたの成功の可能性は高まります。

だからと言って、このような人間関係はすぐにできるものではありません。日頃からいろいろな話をして、お互いの信頼関係を高めていくことが大切です。その先にお金の話も自由にできる関係を築くことができるのです。