「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

言われたことも十分できないことが多いを選んだ方

20点

言われたことだけをきちんとこなしているを選んだ方

40点

言われたことのプラスアルファを心がけているを選んだ方

70点

相手が驚くぐらい期待以上の成果を出しているを選んだ方

100点

人から依頼された仕事を、どのようにこなすのかを見ていると、その人が普通の人生を送る人なのか、将来幸せなお金持ちになっていく人なのかがわかります。

普通の人生を送る人は、言われたことだけをしっかりこなします。これは大切なことですが、普通のことです。そのため、言われたことだけをやっている人には、普通の人生が待っているというわけです。

一方、幸せなお金持ちになっていく人は、言われたこと以上の成果を生み出すことに、常に意識を向けています。例えば、締め切り日よりも１日早く仕上げるように努力したり、少しでも相手に喜んでもらうために、人がやらない工夫をしたりすることです。

このように、依頼されたことに対して、常に何らかのプラスアルファを加える習慣を持っている人は、着実に豊かになっていきます。と言うのも、仕事を依頼して、予想外のプラスアルファを受け取った人は、次も必ずこの人に頼もうとか、今度はよりレベルの高い仕事をお願いしようと思うからです。

このような好循環を、私は「豊かさの流れ」と呼んでいます。プラスアルファを人に提供することが、「豊かさの流れ」に入る鍵です。そして、一度「豊かさの流れ」に入ることができれば、様々なチャンスがやってきます。

反対に、見えないところで手を抜いて、言われたことも十分にこなしていない人は、「豊かさの流れ」から遠ざかって行きます。誰にも気づかれていないと思っているのは自分だけで、見る人が見れば、手を抜いていることはすぐにわかります。

手を抜いていることを指摘されている間は、まだ改善の可能性を見てくれているので幸せです。その間に、確実に仕事をこなす習慣を身につけないと、しばらくしたら誰も何も言ってくれなくなって、仕事もチャンスもまわって来なくなります。

あなたは、今日、どんなプラスアルファを生み出しましたか？　あなたの小さなプラスアルファで、周りの人を喜ばせてみて下さい。