「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

自己投資する余裕がない・・を選んだ方

20点

自己投資をしようと計画中を選んだ方

40点

自己投資はしているが金額は決めていないを選んだ方

70点

収入の一定割合を必ず自己投資に使っているを選んだ方

100点

あなたは、毎月の収入の一定比率を、自分のスキルを高めたり、知識を増やしたりする「自己投資」に使っていますか？　「自己投資」とは、例えば、本を買ったり、セミナーに参加したり、習い事をするためのお金のことです。

成長する企業は、将来の売上を生み出すために、今の売上の一定比率を「研究開発費」にまわしています。その内容は、今の時点では売上につながるかどうかわからない基礎研究かもしれませんし、完成までに長い期間を要するプロジェクトかもしれません。いずれにしても、今の売上がずっと続くことを前提にしないで、常に新しい売上を創り出す努力をしているのです。

１０年前と比べると、売上の中心になっている商品やサービスが、全く変わっている会社はたくさんあります。もし、その会社が「研究開発費」をけちって、１０年前の商品やサービスを売ることしかしていなかったとしたら、その会社は倒産していたかもしれません。

個人でも同じことが言えます。意識的に収入の一定比率を「研究開発費」＝「自己投資」にまわし、自分の知識やスキルを高めたり広げたりする努力をしている人は、時代や社会が変化することがあっても、それにあわせて、今とは違った方法で稼ぐことができるでしょう。

一方、収入の一定比率を「自己投資」に回していない人は、今のスキルが時代遅れになったり、コンピューター等に代替されるようになったりするだけで、仕事が無くなってしまう可能性があります。その時になって慌てないためにも、自己投資することで、日頃から自分のスキルや可能性を高めておくことが大切です。

あなたは、日常的に、どれぐらい「自己投資」に意識を向けていますか？　「自己投資」は、お金だけではなく、時間や情熱も含まれます。あなたの成長は、あなたが毎日投資した、お金×時間×情熱×行動によって決まります。

自分が、どんなことに、どれぐらい投資しているのかを考えてみて下さい。今の自己投資が、あなたの成長の原動力です。