「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

「最低だよ」と感じる人ばかり・・を選んだ方

20点

普通の友人が多いを選んだ方

40点

尊敬できる人が何人かいるを選んだ方

70点

各分野で一流の人に囲まれているを選んだ方

100点

幸せなお金持ちの周りには、各分野で一流の人がたくさんいます。そのため、彼らが何か新しいことを始めようと思ったら、身近な友人に話をするだけで、あっという間に実現するのです。

例えば、ある幸せなお金持ちが本を書こうと思いたったとしましょう。すると彼は、既に何冊もベストセラーを書いている作家の友人にアイデアを話して相談します。そして、最高の編集者をベストなタイミングで紹介してもらうことで、出版を実現していくのです。

一方、普通の人の周りには、何か新しいことを思いついてアイデアを話しても、力になってくれる人がほとんどいないことが多いものです。それどころか、「絶対うまくいかないから、やめておいた方がいいと思うよ」と反対されることも多いでしょう。そのため、なかなか新しいことをスタートすることができないのです。

これだけ聞くと、普通の人は、一流の人に囲まれている幸せなお金持ちの環境を羨ましいと思うかもしれません。しかし、一流の人とつきあえば、いつもいい気分でいられるかというと、そうではありません。

例えば、自分よりも素敵だなと思う人がたくさんいるパーティーで、自分が小さく感じられて居心地が悪かったという経験がある人は多いでしょう。これは、自分よりも優れた才能を持っていて輝いているように感じる人の側にいると、「自分ができていない」ことを、より強く感じやすいからです。

そのため普通の人は、一流の人と一緒にすごして自分の劣等感を感じるよりも、自分の安心感を優先して、自分と同じか、自分よりも下だと思う人と一緒に過ごすのです。

自分を磨いて高めるためには、一流の人から学ぶことが近道です。そのためには、一流の人にふれた時に感じる、自分の劣等感に直面して、その居心地の悪さを越えて自分を磨いていく必要があります。

あなたは、居心地が悪い感じを越えて、尊敬できる人から学んでいますか？