「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

自分に「ご褒美」なんて考えたこともないを選んだ方

20点

数年に１回ぐらい自分にプレゼントしているを選んだ方

40点

１年に１回ぐらい自分にプレゼントしているを選んだ方

70点

折に触れ、自分にプレゼントしているを選んだ方

100点

私は、何かをやろうと決める時には、それが予定通り終わったら、こんな「ご褒美」を自分にプレゼントしようということも、同時に決めるようにしています。

例えば、本を書こうと決めて、予定通り本の原稿を書き上げて入稿した時。日本で講演会をやろうと決めて、無事にその講演会を終えた時などに、自分にちょっとした「ご褒美」を買って、自分にプレゼントするのです。

私にとって、本を書いたり、たくさんの読者の方の前で講演を行ったりすることは、それ自体が楽しいことでもあります。それでも、自分が決めたことを無事に終えた時の「ご褒美」があると、その過程を何倍も楽しむことができるように思います。

また、自分が決めたことを無事に終えた時に「ご褒美」を買うことで、いろいろな思い出がつまったものが身のまわりに増えていきます。例えば、ある本を書き上げた時に、ずっと欲しかった万年筆を自分にプレゼントしました。そのため、今でもその万年筆を見ると、その本を書いた時のことを懐かしく思い出すことができます。

様々なことを達成した記念のプレゼントに囲まれていると、不思議なことに、また何か新しいことに挑戦したくなります。目標を達成したり、決めたことを完了した時の充実感を、様々なプレゼントから感じて、自然に新しいことを始める力が湧いてくるのかもしれません。

「ご褒美」と言っても、無理して高いものを買う必要はありません。自分が気に入ったアクセサリー、文房具、本など、自分が大好きなものを自分にプレゼントするのです。「自分に何をプレゼントしたら、一番ワクワクするかな？」と考えることも、楽しい瞬間になると思います。

今日はクリスマス・イブです。パートナー、家族、友人にクリスマスプレゼントを用意するだけではなく、今年は、自分にもプレゼントを用意してみて下さい。自分にプレゼントをする習慣を身につけることで、人生の豊かさを何倍も味わうことができるようになると思います。素敵なクリスマスをお過ごし下さい！