「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金力検定』

文句や陰口ばかりで誉めることはないを選んだ方

20点

１日に１〜２回人を誉めたらいい方を選んだ方

40点

１日に３〜４回は人を誉めているを選んだ方

70点

１日に５回以上人のことを誉めているを選んだ方

100点

あなたは１日に何回ぐらい人のことを誉めていますか？また何回ぐらい人から誉めてもらっているでしょうか。

私が出会った世界中の幸せなお金持ちたちは、折に触れ人の良いところを誉める天才でした。彼らは、身近な人の服装や髪型からはじまって、その人が仕事で成果を出した時や、何かに挑戦した時には、すかさずそれを口に出して誉めていました。すると、誉められた方は、その内容はもちろんですが、自分が気にかけてもらっていることをとても喜んでいる様子でした。そして、お互いとても良い人間関係を築いていました。

幸せなお金持ちは、身のまわりにいる一人ひとりのことを、とても大切にしていて、ちょっとした変化にもすぐに気づく感性を持っています。そのため、彼らは、多くの人と良い関係を持ち、たくさんの人に応援されているのです。

一方普通の人は、なかなか人を誉めません。特に日本人は、文化的な背景もあり、身近な人を誉める習慣を持っている人が少ないように思います。そのため、誰かに誉められても、照れもあって、「そんなことありません」と必死で否定するという光景を良く目にします。

もっと素直にお互いのことを誉めあうことができたら、どんなに素晴らしいでしょう。お互いの良いところを認めあうことができれば、人間関係もより深いものになると思います。

しかし、人を誉めることは、慣れないと、なかなか難しいものです。何となく嘘っぽいなと自分で感じたり、お世辞を言っていると思われたらどうしようと不安に思ったりするなど、最初はドキドキするかもしれません。

それでも何回も練習しているうちに、誉める内容、誉め方、誉めるタイミングが身についてきて、自然に人を誉めることができるようになります。すると同時に、人から誉められても、自然に受け取ることができるようになるものです。

１日５回以上、身近な人を誉めてみて下さい。すると、その人との距離がぐっと近づくことを実感できるでしょう。