今週のマネーな悩み
さおりさん 20歳女性

働きたいけど、病気で働けません…。

私は今月20歳になったばかりの学生をしています。去年、私は病気で入院していました。重い病気のため、今は学校を休学しています。だいぶ元気になり、毎日を過ごしています。私はアルバイトといった経験がありません。そのため、貯金はお年玉とかしかありません。学校に行くまででも、お金をためて、交通費ぐらいは稼がないと駄目かなと最近思いはじめました。また、入院費や治療費を親に少しでも返して、恩返しがしたいと思っています。しかし、私は病気のためというのもあり、今はあまり外で働けない状態なのです。内職というのも考えましたが、学生不可だったり、20歳未満は不可というものが多く、結局何もしないで毎日を過ごして今に至っています。お金の心配があります。この場合、内職を一生懸命探し、1円でも収入を得た方がいいのでしょうか?

 
お金の専門家本田健のアドバイス

まずは、あなたの体を治すことに専念してはいかがでしょう。

まずは、あなたの体を治すことに専念してはいかがでしょうか。ご両親への恩返しを考えるのは素晴らしいことですが、元気になってから、やることもできます。無理して、治療期間が長引くよりは、あなたが1日も早く健康を取り戻すことをあなたのご両親は願っていると、私は思います。

病気の時は、罪悪感を感じがちです。もし、できれば、病気は、自分が受け取る器を大きくするレッスンを学べるチャンスだと考えることもできます。

周りからの愛情、友情、親切を受け取るのは、勇気のいることです。でも、あなたが心から受け取ることが出来れば、与えた人に、すばらしい贈り物をすることになります。

私は、人生の最大の喜びのひとつは、人に与えられることだと考えていますが、それも、受け取る人がいて可能なことです。私は、娘が生まれたときから、子育て中ずっと、与える喜びを彼女からもらいました。受け取ることが、あなたのご両親への最大の親孝行かも知れないという可能性を考えてみて下さい。

すばらしいご両親を持ったあなたと、病気なのに、彼らに恩返ししたいというあなたの誠実さに、私は大変感動しました。素敵なメッセージをくれて、ありがとう。そして、くれぐれもお大事に。順調な回復を心から祈っています。

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    【監修・執筆】本田健(ほんだ けん)

    神戸市生まれ。複数の会社を経営する「お金の専門家」。これまでに多くの成功者を育ててきた。娘の誕生をきっかけに30代前半で「セミリタイア生活」に入り、子育てのかたわら、大好きなテーマである「お金と幸せ」に関する講演、セミナーなどを不定期に行っている。「ユダヤ人大富豪の教え」(大和書房)「きっと、よくなる!」(サンマーク出版)など、著書は累計200万部を突破。また130万人が読んで感動した無料小冊子「幸せな小金持ちへの8つのステップ」は世界中に広がっている。2005年よりアメリカ在住。2008年より、大好きなことを見つけ、自分らしい生き方が学べる『ライフワークスクール』を全国で展開。

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