今週のマネーな悩み
sonicさん 28歳男性

お金に良いイメージが持てません…。

はじめまして。ソニックといいます。さっそく質問させていただきたいのですが、「お金」に対して、どうしてもいいイメージがもてずにいます。もし、お金が入ったら何か大きなものを失うのではという恐怖感がどうしてもでてきてしまうのです。もしお金が入ってきたら、社会に何割か還元すれば良いとか自己開発の本などで目にするのですが、それを読んでもその恐怖感はぬけません。

お金に対して「ポジティブなイメージ」をもてば金運も上昇すると、いろんな本に書いてあって、それを実行したいなーと思いつつ、10年くらいそんなことで悩んでいます。お金とはどういうものか?お金の本当の意味はなんなのか?なんのためにお金が存在するのか、などを聞きたくてメールさせてもらいました。教えていただけないでしょうか?

 
お金の専門家本田健のアドバイス

なぜネガティブなイメージを持ったのか、その理由を考えてみましょう。

お金は、単なる交換の道具です。それを日常的にもらったり、あげたりしているわけです。なかには、借りたり、貸したりしている人もいるでしょう。もし、同じ道具である栓抜きを貸してもらったり、貸してあげたりするだけでは、たいした事件はおきません。しかし、それがお金になると、人は、イライラしたり、暴言を吐いたり、時には相手を傷つけたり、殺したりしてしまうのです。

なぜでしょう?

それは、たくさんの人がお金に"道具以上の意味"を見ているからです。お金があれば自由になれる、威張れる、人に好かれるなどと感じている人は、多いでしょう。

また、小さい頃からお金に関してネガティブに感じるようなドラマと遭遇している人もたくさんいます。ほとんどの人は、お金とは、よくわからないもの、怖いものになってしまっているのです。

まずは、あなたがお金をどうしてネガティブにとらえるようになったのか、その理由について調べてみましょう。また、お金に対する恐れ、あこがれも書き出してみましょう。そしてそれは、あなたがお金に対して投影していた感情であると理解するとともに、それは「お金とは何の関係もないこと」であるということを知ってください。

お金に対して感じていていた感情を手放すことができると、リラックスしてお金を受け取ったり、使うことができるようになります。

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    【監修・執筆】本田健(ほんだ けん)

    神戸市生まれ。複数の会社を経営する「お金の専門家」。これまでに多くの成功者を育ててきた。娘の誕生をきっかけに30代前半で「セミリタイア生活」に入り、子育てのかたわら、大好きなテーマである「お金と幸せ」に関する講演、セミナーなどを不定期に行っている。「ユダヤ人大富豪の教え」(大和書房)「きっと、よくなる!」(サンマーク出版)など、著書は累計200万部を突破。また130万人が読んで感動した無料小冊子「幸せな小金持ちへの8つのステップ」は世界中に広がっている。2005年よりアメリカ在住。2008年より、大好きなことを見つけ、自分らしい生き方が学べる『ライフワークスクール』を全国で展開。

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