「ユダヤ人大富豪の教え」で有名なお金の専門家・本田健の『お金のカウンセリング室』

本田健さんの本や掲載されている雑誌などで、小さい頃から好きだったことを元に、「自分の本当に楽しくてしょうがないことを仕事にしよう」と書かれていますよね。自分にあてはめて考えてみると、「部屋の模様替えがすき」「雑貨がすき」「絵や字を書くのがすき」「料理をして、みんなが喜ぶのがすき」「工作をするのがすき」などが挙げられます。しかし、こんなのが好きな人、特に女性はたくさんいらっしゃいますよね。その「私の好き」をアピールして、それを生業とするにはどうしたらよいものでしょうか。最近の好きは、自分の子どもをしっかりと育てること、基本的に家にいて、自由な時間を使えることなどが挙げられます。私にもたくさんの好きがありますが、ただ好きというだけでは生活できませんし、いまの仕事を続けるしかないのでしょうか。

好きを仕事にするためには、いくつかのステップが必要です。ひとつの仕事の中にも、いろんな才能の要素が複合的に求められます。また、あなたのどの部分が、どう輝くかは、どの才能が発揮されていくかにかかっています。

あなたの好きなことや才能のありかを明確にしてみましょう。私は、あなたのような質問者からの疑問に答えるために、「ライフワークスクール」というものを立ち上げました。自分が何にむいているのか、どういう才能を輝かせることができそうかを、２日間かけて、ゆっくり見ていくのです。

自分と向き合うのには時間がかかります。自分の複数ある才能をかけ算で使える場所は、きっとあります。それを時間をかけて見つけましょう。いったんそれを見つけることができたら、あなたは、努力している感覚なしに、自分の情熱を追いかけることができるようになるでしょう。

話を伺った感じだと、インテリアデザイナー、パーティーオーガナイザー、ウェディングプランナーなどの仕事は、向いているでしょうね。子供さんとの関わりが楽しければ、幼児教室なんかも楽しめるかもしれません。クリエィティブに、探偵のようになって、自分の才能を発掘しながら、自分が輝ける場所を探してください。